■日立産機システム オイルフリースクロール圧縮機:SRLシリーズ (出力0.75~5.5KW)


写真左より SRL-0.75DS SRL-5.5M SRL-5.5DMA

型   式
販売価格
価格は都度、お問い合わせください

【仕様】

オイルフリースクロール圧縮機 標準仕様表

エアードライヤー 内蔵 不付
出力 kW 0.75 1.5 2.2 3.7 5.5 1.5 2.2 3.7 5.5
形式 SRL-0.75DS5/6 SRL-1.5DMA 5/6 SRL-2.2DMA 5/6 SRL-3.7DMA 5/6 SRL-5.5DMA 5/6 SRL-1.5M 5/6 SRL-2.2M 5/6 SRL-3.7M 5/6 SRL-5.5M 5/6
最高圧力 MPa 0.8 0.85
制御圧力 MPa 0.6~0.8 0.65~0.85
吐出し空気量 L/min 80 160 240 400 600 160 240 400 600
電動機型式 TFO-K
4P
TFO-KK
4P
TFO-K
4P
TFO-KK
4P
圧縮機の電源電圧 V 単相100 三相 50Hz 200 60Hz200/220
冷凍式
エアー
ドライヤー
型式 HD-8XB HD-15XE HD-55XE
電源 V 100 200/200・220
電流 A 2.1 1.2/1.0・1.0 1.7/1.6・1.6
消費電力 W 200 190/190・210 300/320・350
出口空気の露点 圧力下15以下*7
周囲温度 5~40 0~40*8
始動方式 直入
空気取り出し口 ホース継手ねじ径3/8B(10A)×1
空気タンク容量 L 9 18 24 18 24
外形寸法
×奥行き
×高さ
mm 490
×595
×833
650
×650
×1,030
750
×715
×1,120
750
×715
×1,220
650
×650
×880
750
×715
×930
750
×715
×990
質量 kg 85 157 164 215 241 132 139 181 199
騒音値 dB[A] 45 45 46 47 50 45 46 47 50
*1 吐出し空気量は最高圧力時に吐出す空気量を吸込み状態(大気圧)に換算した値です。
*2 エアードライヤーからの吐出し空気量は、ドレン析出により圧縮機の吐出し空気量から約3~5%減少します。(エアードライヤー内蔵型)
*3 騒音値は正面1.5m全負荷時無響音室で測定した値です。
*4 エアードライヤーの運転時の騒音値は仕様表より1~2dB[A]増加します。(エアードライヤー内蔵型)
*5 本製品は、50Hz、60Hz各専用品です。ご注文の際は周波数をご指定ください。
*6 外形寸法はパネル寸法を示します。
*7 周囲温度30℃以下の場合です。
*8 周囲温度0℃時はドレンの凍結がない場所でご使用ください。
*9 従来通りエアードライヤーの延命を図る防錆処理仕様はオプションにて承ります。
*10吸排気ダクトを直接本機に接続するような改造は行わないでください。吸排気ダクトの取付についてはご相談ください。

 
スクロール圧縮機の作動原理
  • [吸込み]
    固定スクロール外側の吸込み口から空気が吸入される。
  • [圧縮]
    圧縮空間に封じ込められた空気は、旋回運動に伴う圧縮室の縮小により、うずの中心に向かって圧縮されていく。
  • [吐出し]
    圧縮空間は中心部で最小となり、空気は最高に圧縮されて、中心部にある吐出し口から外へ押し出される。
  • この吸込み→圧縮→吐出しの運動が連続的にくり返される。
スクロール圧縮機の作動原理

パッケージ構造改革

圧縮機本体とパッケージ内部の冷却エアーの排気経路を独立させることにより冷却効率を高め、発熱体であるタンクを排気ダクト内に設置することによりパッケージ内の温度上昇を抑えました。また、上方排気構造と、背面および右側面のパネルをフラット化する事により、設置の自由度が向上しました。(1.5~5.5kW)

※1定期メンテナンス時には、作業に必要なスペースを確保してください。
※2キャスター取り付け時には騒音値が2~3dB[A]上昇します。詳しくは営業窓口へお問い合わせください。
デザイン一新

正面両サイドにRを用いたパッケージデザインと新規操作パネルの採用でデザインの一新を図りました。(1.5~5.5kW)

メンテナンスなどの手間とトータルコストを大幅に低減できます   日常の点検項目が少なく作業も容易

  1. オイル交換や、油分を含んだドレンの処理が不要。さらにオイルミストフィルタの設置も必要ありません。*
  2. メンテナンス性に優れた構造、配置で、ドレン抜きやサクションフィルタの清掃が簡単に行えます。
* 圧縮空気に油分(大気中の油分など)の混入が予想される場合はオイルミストフィルタの設置が必要です。
消耗部品の長寿命化によるロングメンテナンスサイクル

0.75kW圧縮機本体のオーバーホールは24,000時間または8年、1.5~5.5kW圧縮機本体の中間整備は10,000時間または4年(チップシール交換、グリースアップほか)、オーバーホールは20,000時間または8年とロングメンテナンスサイクルを実現しています。*

* 運転条件によっては、メンテナンスサイクルの短縮が必要となります。

メンテナンスコストのダウンで経済性アップ

  • 消耗部品の部品点数を大幅に削減するとともに、長寿命化を図りました。整備費用が大幅に低減できます。
  • 5.5kWスクロール本体も、1ブロックで実現。定期整備コストが安価ですみます。

日立の技術が生んだ“オイルフリースクロール”ならではのメリットいろいろ

メリット1:電子制御で使いやすさをアップ! (1.5~5.5kW)

  • 空気圧力に加えて運転時間も確認しやすいデジタル表示です。
  • エアードライヤー先行運転・同時運転の選択が可能です。
  • メンテナンス時期をデジタルパネル表示とメンテナンスランプの点灯で確実に把握できます。
  • パネル上のスイッチ操作による適切な圧力設定で省エネ効果アップします。

メリット2:信頼性をアップ!

  • 逆転防止機能付きで、逆相接続による圧縮機の逆転を防止します。
  • 1.5~5.5kW機には耐久性に優れた全閉モータを搭載しました。
  • 5.5kW機で圧縮機単体構造を実現し、シンプルになりました。
  • アルミ製空気タンクの採用により、ドレンの赤水を防止し、クリーンなオイルフリーエアーを供給します。

メリット3:拡張性をアップ!

  • 外部入出力信号用端子*1を標準で装備しました。
  • 0.75kW機に機器組込み用本体もご用意。お客様それぞれの用途に合わせ、多彩なシステムアレンジをご提案します。*2
*1 遠方操作、運転アンサー、総合異常、ベビコンローラ対応端子、メンテナンス警報(1.5~5.5kW)
*2 詳しくは営業窓口へお問い合わせください。


※機器搬入・据付費用並びに電気工事(部品を含む)・配管工事等(部品を含む)の付帯工事費用は別途となり含んでおりません。
※車上渡し価格となり、本体価格以外の価格は一切含まれておりません。
※製品は価格・形式・外観・仕様など、メーカー側の都合により、予告なく変更する場合がありますので、予めご了承下さい。
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