■カネテック 

 KVR形真空チャック VACUUM CHUCKS
 KVR-2D1018 KVR-2D1325 KVR-2D1515 KVR-2D1530 KVR-2D1545 KVR-2D-2035 KVR-2D2050 KVR-2D3060
 KVR-H1018 KVR-H1325 KVR-H1515 KVR-1530


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【用途・特徴】
大気圧を応用した圧着保持装置です。
非鉄金属をはじめ非磁性材のワークを圧着し、工作機械による加工作業に応用できます。
プラスチックの研削及び切削作業、アルミ、黄銅、ステンレス、セラミック、ガラス等の研削作業が適します。

●チャック作業面の吸入孔は、ネジバルブとバルブの組合せ調整により、ワークの形状に合せた圧着面積の効果的な設定ができます。
●吸入孔には十字溝を設け、作用範囲を広げてあります。従って全体的にはネジバルブが少なく、能率的です。
●チャック作業面が鉄製のため平行度出しのためのセルフグラインディングが可能です。
●チャック作業面が鉄製のためワークストッパ等にマグネット器具を併用できます。
●ワークや作業手順に合せた、吸入孔レイアウトの特殊なアダプタを取り付けることも可能です。
●マグネットチャックに載せて使用できます。
●チャック内部に発熱源や可動部が無く、高精度加工ができます。

■KVR-D形(ネジバルブ式)
●ネジバルブとバルブの組合せ謂整により、ワークの形状に合せて、圧着面積の効果的な選択ができます。
●圧着面に+字形の吸引溝を設けてあるので、ネジバルブの数が少なく、能率的です。

■KVR-H形(小孔式)
●圧蕭面の槽様は、φ4の穴が8mmピッチにあいています。
●ご用倉により製作いたします。

〈ご使用に際して〉
真空チャック《エアキュット》は、チャック内部を真空ポンプによる排気で減圧し、大気圧によって被加工物を圧着保持する構造の装置です。
従って圧着力は、大気圧との気圧差と圧着面積によって決まります。
物理的諸制約から、獲得できる排気の効率上限を見越した上で、ポンプにより得られる気圧差は約80kPa(600mmHg)前後です。
圧着力としては、同じ約80kPa(0.8kgf/cm2)が得られることになりますから、例えば、圧着面積が100cm2のワークの場音は、約800N(80kgf)の圧着力で保持されるということになります。
しかし、ワークの圧着面が多少とも荒れていたり歪んでいたりしますと、大気漏れが生じて圧着力が著しく低下することになります。
この場合は何らかの渥れ防止対策が必要です。ワークの材質や厚みによっては、加工摩擦による発熱で歪む場合もありますので加工方法に留意して下さい。
特にステンレス薄板は加工発熱による変形が著しく、圧着維持が困難です。


【仕様】


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